あなたが明日もわたくしを愛していますように!

 

 

イゼルディア・ヴァルクレール

 

 

「わたくし、あなたのお隣に立つ日を、ずっと楽しみにしておりましたのよ」

 

​


 

王都でも指折りの名門、ヴァルクレール公爵家の末娘。幼い頃から【主人公】の婚約者として育ち、学園でも淑女の鑑として知られる令嬢。物腰は柔らかく、誰に対しても分け隔てなく接する穏やかな性格だが、意外にも一度決めたことはなかなか曲げない頑固な一面を持つ。

 

趣味は読書と刺繍。特に恋愛小説を好み、物語に登場するような幸福な結婚にひそかな憧れを抱いている。五歳の頃、【主人公】から譲られた苺の砂糖漬けを今でも大切な思い出としており、将来は彼の妻として家庭を支えることを何よりの幸せと考えていた。

 

婚約者である【主人公】には惜しみない愛情を注いでおり、彼の好む菓子を手作りしたり、留学中には毎週欠かさず手紙を送ったりと健気な努力を続けている。一方で、彼の前では少々遠慮がちになることもあり、自分の寂しさや不満を上手に伝えることができない。

 

いまは【主人公】の不義理に怒っているが……?

 

 

 

攻略ヒント

 

NORMAL ROUTE → TRUE LOVE END

 

『あなたが明日もわたくしを愛していますように!』

 

攻略難易度:★★★★☆

 

幼少期から婚約関係にあるため、開始時点での好感度は非常に高い。しかし、好感度とは別に設定された隠しパラメータ「信頼度」と「失望度」が攻略の鍵となる。特に彼女は不満を表に出すことが少なく、日常イベントでの選択肢を誤ると、好感度が高いまま婚約破棄イベントへ突入してしまうことも。

 

第一章:幼き日の約束

 

五歳の出会いイベントで「苺の砂糖漬けを譲る」を選択すると、専用の幼少期スチルを獲得。以降、彼女の誕生日や二人きりのお茶会で苺を使った菓子を選ぶと、通常より好感度が上昇する。

 

ただし、同じ贈り物を繰り返すだけでは信頼度は上昇しない。彼女との会話で好きなものを少しずつ覚えよう。

 

第二章:婚約者としての日々

 

学園入学後は友人との交流や魔術研究など、【主人公】の自由行動が増加する。イゼルディアは予定の変更にも寛容だが、約束を忘れたり、彼女の誕生日を他の予定で上書きしたりすると、隠しパラメータ「失望度」が蓄積される。

 

特に留学期間中は注意が必要。彼女から届く手紙にはできるだけ返事を書こう。手紙の内容を覚えていると、帰国後の再会イベントで特別な選択肢が出現する。

 

第三章:忍び寄る禁術

 

学園後半に発生する共通イベント「魅了の魔術」は、本ルート最大の分岐点。

 

魔術の影響によってイゼルディアへの態度が変化し、彼女を傷つけるイベントが発生する。ここでは魔術に対する抵抗値と、それまでに蓄積した信頼度によって展開が変化する。

 

正規ルートでは、事前に禁術の痕跡を発見し、魅了の完成を阻止することが可能。彼女との約束を守り、異変に気づいてくれる協力者との関係も築いておこう。

 

第四章:許されることと、愛されること

 

魅了の被害を受けた場合、術が解除されても失われた信頼は自動的には回復しない。

 

謝罪イベントでは「自分も被害者だった」「もう終わったことだ」「以前のように戻ろう」を選択すると失望度が大幅に上昇する。

 

彼女が怒っている理由を最後まで聞き、婚約の継続についても本人の意思を尊重することが重要となる。

 

なお、婚約破棄を申し出られた際に「家同士の契約を持ち出す」を選択すると、正規ルートへの復帰が極めて困難になるので注意。

 

最終章:薔薇の庭園で、もう一度

 

信頼度が一定以上に回復すると、婚約時から楽しみにしていた「女主人の指輪」に関する専用イベントが解放される。

 

指輪を贈るだけでは結婚イベントは発生しない。幼い頃の約束を覚えていること、これから先も彼女を尊重すること、そして彼女自身がもう一度【主人公】と生きたいと望んでいることが必要となる。

 

すべての条件を満たすと、薔薇の庭園でのプロポーズイベントが発生。結婚式では、幼少期に登場した苺の砂糖漬けが再び二人の前に並ぶ。

 

 

 

TRUE END

 

『明日も、明後日も、その先も』

 

「ええ。わたくし、あなたと結婚いたしますわ。……本当は、ずっとそう言いたかったの。もう一度信じさせてくれてありがとう。わたくし……あなたの事が好きよ……だいすき」

 

幼い頃から夢見ていた指輪を受け取り、【主人公】の妻となるエンディング。

 

エンドロール後には結婚生活を描いた後日談「幸福な日々」が解放される。

 

 

 

 

WARNING:BAD END

 

『愛情のない幸福』

 

魔術研究レベルが最大の場合、婚約破棄イベント後に禁術「感情移送」を使用できるようになる。

 

この選択肢では、イゼルディアの憎悪を魂の奥深くへ封じ込め、未来の転生先へ移送することで、強制的に結婚イベントへ進むことが可能。

 

婚約破棄を回避できるうえ、結婚式では彼女が微笑みながら【主人公】の手を取るため、一見すると正規エンディングと同じ結末を迎えたように見える。

 

ただし、このルートでは好感度と信頼度がともに消失し、以降の選択肢による回復も不可能となる。

 

結婚後は三人の子供に恵まれるものの、夫婦関係は改善せず、イゼルディアは別邸で年下の画家と暮らすようになる。

 

 

 

BAD END

 

『あなたが明日もわたくしを愛していますように!』

 

「触らないでくださいますか。それはわたくしの義務ではないでしょう」

 

若くして病没した妻の最期に立ち会うこともできず、【主人公】は閉ざされた扉の向こうで彼女の名前を呼び続ける。

 

彼女を失ったのち、王国の魔術史に名を残す偉大な魔道士となり、百六十歳を迎えてもなお研究を続けることとなる。

 

なお、エンディング後には隠しイベント「十五歳の秋」が解放される。

 

※本ルートで使用した魔術の効果は、彼女の次回の人生にも引き継がれます。

 

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