さいつよ 知命
朝起きたら、家族の会話が分かるようになっていた。 正確には私が分かるようになったわけではなく、洞窟の天井のどこかに潜んでいるらしいフィロンが、聞こえてくるものを片っ端から教えてくれているだけである。姿は見えない。昨夜のうちにちょうどいい隙間...
さいつよ
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