世界で一番超絶可愛い俺のザングース

某月某日 ザングはふこふこもふもふ

可愛いザングースが床でくつろいでいたので、今日も今日とて吸い寄せられるようにお腹へ抱きついた。冬毛になってきたせいか最近いつにも増してふこふこしていて、顔を埋めると最高に気持ちいい。あまりの幸福感にテンションが上がり、そのまま腹をむにむにしながら「あついしぼう! あついしぼう! 」と囃し立てていたら、ザングがぴたりと動きを止めた。あっ、と思ったときにはもう遅かった。ものすごく不機嫌そうな顔でこちらを見下ろされ、そのまましっぽでばしばし叩かれた。痛い。しかもその後もう一度お腹へ抱きつこうとしたら、すっと身体を引かれて拒否された。待ってザング。今のは違う。悪口じゃない。愛情表現だったんだ。

完全に拗ねてしまったので、すぐさまポフレを献上して陳謝。本当はわかっているよ。ザングの身はちゃんと締まってるもんね。走れば速いし、戦えば強いし、触れば筋肉もある。毛皮がフコフコだから丸く見えるだけなんだよね。知ってる知ってる。俺は全部知ってる。だからそんな「もう二度と腹触らせねえ」みたいな顔しないで。俺から腹枕を奪わないで。

でも、そのお腹の膨らみが仮に本当に特性あついしぼうだったとしても、俺はまったくかまわんよ! むしろ大歓迎だよ! 冬になってきたからちょっと肉付いてきたしな! 前より若干ぷにっとしてる気がするしな! これはもう季節限定の冬仕様ザングということでよろしいのではないでしょうか。ふこふこ増量、ぷにょんぷにょんの腹枕付き。最高じゃん。毎晩そこへ顔を埋めて寝たい。

……などと本人の前で言ったらさらに機嫌を損ねそうなので、今は黙ってポフレを追加している。ザングはまだちょっと不満そうだけど、一応食べてはくれているから希望はある。ごめんよザング愛してるよー。だからそろそろお腹触らせてー。

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